シンガポール航空(SIA/SQ)のエアバスA380型機が4月28日、成田空港に再就航した。シンガポール-成田線に現地時間27日から再投入したもので、シンガポール発SQ638便(登録記号9V-SKI)が28日朝に到着し、折り返しの成田発SQ637便としてシンガポールへ向かった。
A380を再投入したのは1日2往復のうち1往復で、これまではボーイング787-10型機(2クラス337席:ビジネス36席、エコノミー301席)で運航していた。成田を午後発着するSQ12/11便は、従来通り777-300ERで運航する。
運航スケジュールは、成田行きSQ638便がシンガポールを午後11時55分に出発し、翌日午前8時着。シンガポール行きSQ637便は午前11時10分に成田を出発し、午後5時20分に到着する。
シンガポール航空は現在、A380の客室改修を進めている。今回就航したのは改修前の機材で、座席数は4クラス441席(スイート12席、ビジネス60席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー333席)。7月から成田線に導入予定の新仕様機「A380R」は座席数が30席(6.8%)増え、4クラス471席(スイート6席、ビジネス78席、プレミアムエコノミー44席、エコノミー343席)になる。
同社の日本路線では、シンガポール-関西線が27日から1日1往復増便となり、同3往復になった。機材は既存の2往復が787-10で、増便分はA330-300(2クラス285席:ビジネス30席、エコノミー255席)を投入している。
A380再就航後の運航スケジュール(定刻と初日実績)
SQ638 シンガポール(23:55/23:59)→成田(翌日08:00/07:30)
SQ637 成田(11:10/11:32)→シンガポール(17:20/18:02予定)
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