成田国際空港会社(NAA)は2月21日、LCC専用の第3ターミナル(T3)近くに新設する降車場について、3月28日から供用を開始すると発表した。高速道路からの路線バス専用の降車場で、第3ターミナルへのアクセスを10分程度短縮する。
新しい降車場は第2ゲート付近に新設する。T3は新空港自動車道の新空港出口から最も近く、第2ゲートから最も近い場所にあるものの、高速バスは現在、ゲート通過後に第2ターミナル(T2)と第1ターミナル(T1)を経由し、T3の乗降車場へ向かっている。新設後はT3に最初に停車したのち、T2を経由しT1へ向かう。
降車場を新設することで、高速バスを利用した場合のT3へのアクセスはおよそ10分短縮となる。T2とT1は従来よりも2分程度遅く到着する。路線バス専用の降車場のため、一般車両や団体バスなどは利用できない。
第2ゲートは開港から使われていた検問所で、入港時に身分証の提示を求めていた。2015年3月30日の検問廃止後は、ノンストップで通過できるようになっている。
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成田国際空港
T3の機能強化
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