ANA、ビジネスクラス機内食の事前予約拡充　別便メニューも選択可に

　全日本空輸（ANA/NH）は、国際線ビジネスクラスの機内食の事前予約サービスを、3月1日から拡充する。従来のANAマイレージクラブ（AMC）会員限定から、利用者全員に拡大するほか、搭乗便以外で提供しているメニューも指定できるようにする。

ビジネスクラス機内食の事前予約を拡充するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　対象は全路線のビジネスクラスで、3月1日搭乗分から。予約は2月20日午後2時開始を予定している。

　今回のサービス拡充により、事前予約の対象メニューも拡大。洋食はメインディッシュの選択肢が複数ある場合、現行の肉料理に加え、魚料理と野菜料理も選択可能になる。ホノルル線を除く欧米路線と一部アジア路線が対象になる。

　また、搭乗便以外で提供している有名レストランやシェフとのコラボレーションメニューも選択できるようにする。対象路線は、ホノルル線を除く日本発欧米路線と一部アジア路線で、ニューヨーク線の場合、搭乗便の和食と洋食（肉料理・魚料理・野菜料理）に加え、一部アジア路線で提供しているコラボメニューも選べる。

　事前予約の締切は、出発の24時間前まで。周遊旅行や団体旅行など、割引運賃の場合は利用できない。

　ANAでは、3月1日から国際線で新しい機内サービスを順次スタートさせる予定。日本発国際線のプレミアムエコノミーとエコノミークラスでは、有料機内食メニューを新たに追加し、4月から予約開始を予定している。

関連リンク
全日本空輸

寝具やアメニティーもリニューアル
・ANA、グローブ・トロッターのアメニティーポーチ　ファーストとビジネス、寝具も刷新（19年2月19日）

エコノミーとプレエコは有料機内食登場
・ANA、エコノミーとプレエコに有料機内食追加　4月から欧米便（19年2月19日）

ANAの国際線
・ANA、羽田－ウィーン就航　R2-D2ジェットで初便、早朝着でビジネス需要強化へ（19年2月17日）
・ANA、フィリピン航空と調印式　9.5％出資、コードシェア拡大や機内食提携（19年2月8日）
・ANA、成田－チェンナイ就航へ　インド強化（19年1月23日）
・ANA、ロシア路線参入　20年春にもモスクワ・ウラジオストクへ（19年1月15日）
・ANA、パース9月就航へ　成田から787-8（18年12月26日）