エアバス, エアライン, 機体 — 2019年2月18日 11:47 JST

エアバスとJAL、A350補修部品サポート契約

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは2月18日、日本航空(JAL/JL、9201)が9月に就航させるA350 XWBについて、補修部品サポートサービス「フライト・アワー・サービス(FHS)」の契約をJALと締結したと発表した。

A350の補修部品サービスを締結したエアバスとJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 FHSの対象は、JALが導入するA350-900型機とA350-1000の2機種。JALが締結したのはFHSコンポーネント・サービスで、補修部品の共同在庫を利用できるほか、エアバスは主要拠点での在庫補充や、部品修理を提供する。

 JALは大型機ボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合計で最大56機導入。確定発注はA350-900が18機、A350-1000が13機の計31機で、A350-900は国内線から導入し、A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となる。

 6月をめどに受領するA350-900の初号機は現在、仏トゥールーズの最終組立工場で製造が進み、9月から羽田-福岡線に投入する計画。客室は国内線仕様で、各席には個人用画面と電源コンセントを設けてサービス向上を図る。9月の就航までは、パイロットや整備士などの慣熟に充てる。

関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
日本航空

JALのA350
JALのA350、最終組立開始 初号機6月受領へ(19年2月15日)
JALのA350、那覇に20年1月にも就航へ 777置き換え(19年2月5日)
JALのA350、羽田-福岡9月就航 787国内線仕様は秋にも(19年1月23日)
JAL、A350を6月受領へ  夏から国内線投入、パリ航空ショー出展か(19年1月1日)
JAL、A350国内線仕様に個人画面と電源 中期計画ローリングプラン(18年3月1日)
JAL植木社長「総額見て手が震えた」 次世代旗艦機A350-1000、日本初飛来(18年2月15日)
エアバスとJAL、A350-1000お披露目 植木社長「長距離国際線の後継機」(18年2月14日)
日航、A350で777置き換え 777X採用ならず(13年10月7日)

JAL機長、A350シミュレーター体験
JAL767機長、A350シミュレーター体験 「コツつかめば操縦しやすい」(17年2月14日)

ANAはA380でFHS導入
エアバスとANA、A380補修部品サポート契約(18年11月8日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: