エアライン, 企業, 官公庁 — 2019年2月7日 20:00 JST

イスラエルから成田へ初チャーター　9月に2往復、777で

　観光庁は2月7日、イスラエルのテルアビブから成田空港へのチャーター便を、9月に運航すると発表した。チャーター便は2往復で、日本とイスラエル両国のツアー需要の掘り起こしを狙う。イスラエルからの成田を含む東京への直行チャーター便は、初運航となる。

9月に成田へのチャーター便を運航するサンドール国際航空（同社ウェブサイトから）

　チャーター便はエルアル・イスラエル航空（ELY/LY）の子会社、サンドール国際航空（ELY/LY）が運航する。機材はボーイング777-200型機（3クラス270席：ファースト6席、ビジネス34席、エコノミー230席）を投入する。

　テルアビブ発は9月13日と20日、成田発は14日と21日に設定する。運航スケジュールは2日間とも共通で、成田行きはテルアビブを午後4時30分に出発し、翌日午前10時に到着する。テルアビブ行きは午後1時30分に成田を出発し、午後8時に着く。

　今回のチャーター便は、旅行代理店・ワールド航空サービス（東京・有楽町）とサンドール国際航空のチャーター契約により運航。ワールド航空サービスのほか、阪急交通社とクラブツーリズムもツアーを販売する。ツアーは6泊8日で、テルアビブのほか、エルサレムや死海など、イスラエル国内の名所を巡る。

　国土交通省とイスラエルの航空当局は、2015年7月に協議。両国の航空会社が、成田－イスラエル間を週14往復までの開設で合意している。両国間の定期便はなく、2014年にはテルアビブと南部のオブダから、関西空港へのチャーター便を運航した。

運航スケジュール
テルアビブ（16:30）→成田（翌日10:00）運航日：9月13日、20日
成田（13:30）→テルアビブ（20:00）運航日：9月14日、21日