エア・ドゥ(ADO/HD)は1月25日、同社の機長が運航規定に反して出発予定時刻の12時間以内に飲酒し、乗務していたと発表した。乗務前のアルコール検査は、社内基準値を下回っていた。国土交通省航空局(JCAB)が22日と23日に実施した立入検査で判明した。
同社によると、機長は2日に新千歳空港の事務所に出社した際、乗務前のアルコール検査で呼気1リットルあたり0.07ミリグラムのアルコールが検出された。しかし、社内規定の基準値0.10ミリグラムを下回っていたことから、新千歳午前8時発の羽田行きHD12便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA98AD)と、羽田発新千歳行きHD19便、新千歳発羽田行きHD20便の合わせて3便に乗務していた。
国交省の立入検査を受け、機長の乗務前日の飲酒状況などを調べたところ、出発予定時刻の12時間以内に飲酒していたことがわかった。
エア・ドゥでは、14日にもパイロットが乗務前にアルコール検査を実施せず乗務するトラブルが起きており、18日に国交省へ再発防止策を提出している。
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エア・ドゥ
エア・ドゥの飲酒問題
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・エア・ドゥのパイロット、飲酒検査せず乗務 アルコール検出なし(19年1月16日)
各社の再発防止策
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エア・ドゥの動向
・エア・ドゥ、767を2機追加受領へ USB完備、レカロシート導入(19年1月24日)
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