ボーイングは現地時間2月25日、生産レートを月産8.3機に引き上げ後初の777型機となる、777F貨物機を大韓航空(KAL)へ引き渡したと発表した。
生産レート引き上げは昨年10月に始まり、月産8.3機となったことで年間100機の生産態勢が整った。ボーイングでは生産レートを2011年に月産5機から7機に、今回7機から8.3機と、これまでに2回引き上げている。過去2年8カ月間で777の生産レートは倍増した。
777は1月末までに66顧客から1431機を受注しており、1072機を引き渡し済み。
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