エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2018年12月6日 19:08 JST

JAL、貨物便活用し沖縄深夜フライト 那覇発羽田行き、29日限定

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、那覇発羽田行きの深夜便を12月29日限定で運航する。羽田-那覇間で運航する旅客機による貨物便のうち、復路のみ座席を販売する。

JALが深夜便に投入する777-300=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運航スケジュールは、那覇を29日午前3時45分に出発し、羽田には午前5時55分に到着する。便名はJL3978便で、機材は貨物を運ぶことから、ボーイング777-300型機の国内線仕様機(2クラス500席)を投入する。大人運賃は普通席が片道8090円から、クラスJが9090円から。

 那覇での搭乗手続きは29日午前2時開始で、チェックインカウンターは通常のカウンターのみ。ファーストクラス用や上級会員「JALグローバルクラブ(JGC)」用、係員の手伝いを必要とするスマイルサポートの各カウンターは利用できない。

 ラウンジは那覇では利用できないが、羽田で国内線を乗り継ぐ場合は、南ウイングは午前5時から、北ウイングは午前5時30分から利用できる。また、那覇の売店は午後8時30分から翌朝午前6時30分まで営業しておらず、免税店での購入や受け取りもできない。

 那覇の駐車場は、P2立体駐車場は28日に限り、29日午前4時まで利用できるが、利用状況によっては早めに終了する。

 JALによると、貨物便を運航するにあたり、復路は旅客需要も見込めそうであることから、航空券販売を決めたという。

 羽田-那覇間の深夜臨時便では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年から夏休み期間に、「ギャラクシーフライト」と名付けて運航。当初は貨物便として運航する旅客機の客席を販売していたが、翌2015年には専用の旅客便として運航し、提供座席数を約2倍に増やしており、今年も7月13日から8月31日までの期間中に週6往復運航した。

運航スケジュール
JL3978 那覇(03:45)→羽田(05:55)運航日:12月29日

関連リンク
日本航空

ANA、羽田-沖縄深夜便の初便出発(15年7月18日)
ANA、羽田-那覇線で深夜便ギャラクシーフライト運航 7月から夏休み限定(14年4月23日)

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