フィンエアー、ビジネスクラスのフルフラットシート拡充

　フィンエアー（FIN）はビジネスクラスのフルフラットシートを拡充する。すでにエアバスA330型機4機に導入されている同シートを、2014年1月から同年秋にかけて旧型機3機を除くすべての長距離線用のエアバス機に導入する。

FINのビジネスクラスに備えられるフルフラットシート（FIN提供）

14年1月から追加導入するフルフラットシート（FIN提供）

　FINが導入するのは英ゾディアック・シート・UK社のヴァンテージモデル。フルフラットベッドにすると最長200cmで、肩の周囲に58cmの余裕ができる。個人用読書灯や調節可能なヘッドレスト、ムードライト、エンターテインメント機器を装備する。同シートは日本路線に就航する一部の機体に導入済みだが、今回の拡充で全日本路線の機体に順次導入される。

　FINは現在A330とA340を長距離線用機材として15機運航中。15年後半からはA350 XWBを11機（8機のオプション付き）導入する予定。欧州の航空会社でA350を運航するのはFINが初めて。

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