エミレーツ航空(UAE)は2月15日、1月から試験運用を段階的に行ってきたドバイ国際空港のエアバスA380型機専用となる「コンコースA」が、現地時間10日に全面開業したと発表した。
コンコースAはUAE専用のターミナル3に新設。世界で初めてA380のみが離発着する専用施設として建設されたもので、2階建てのボーディングブリッジを有し、UAEがA380のハブとして運用する。搭乗ゲート数は20で、欧州や北米、オーストラリア、アジアの21都市への発着拠点となる。
総面積は52万8000平方メートルで、11階建て。年間1500万人の利用客に対応できる。広さ約2万9000平方メートルと世界最大級のファーストクラスとビジネスクラスのラウンジは、それぞれ専用フロアに配置されており、搭乗口に直結しているのは世界初。免税ショッピングエリアやフードコート、カフェ、高級レストラン、スパのほか、4つ星や5つ星の客室を持つ専用ホテルフロアがある。
ターミナル3とコンコースAは地下鉄とシャトルバスで結ばれている。
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