インドネシアのLCC大手ライオン・エア(LNI/JT)は現地時間10月29日、ジャカルタ発パンカルピナン行きJT610便(ボーイング737 MAX 8、登録番号PK-LQP)が墜落したと発表した。
同社によると、JT610便はスカルノハッタ国際空港を29日午前6時20分に離陸。幼児を含む乗客181人と乗員8人を乗せ、観光客に人気のあるインドネシア北部バンカ島のパンカルピナンに向かったが、離陸から13分後に消息不明となった。ジャワ島沖の海上に墜落したという。
墜落した737 MAXは今年製造された機体で、8月15日に引き渡されたばかり。ライオン・エアによると、機長の飛行時間は6000時間、副操縦士は5000時間を超えていたという。
737 MAXは737の発展型で、CFMインターナショナルの新型エンジン「LEAP-1B」を採用。翼端には新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。ライオン・エアを擁するライオングループは737 MAX 8のほか、長胴型の737 MAX 9や胴体長が最長となる737 MAX 10を多数発注している。
737 MAXの墜落事故は、今回が初めて。日本で同型機を発注した航空会社はまだない。インドネシア当局では、詳しい事故原因を調べている。
関連リンク
Lion Air
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ボーイング・ジャパン
ライオングループ
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737 MAX
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