エアバスは現地時間10月22日、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)に14機目となるA350-900(登録番号B-18918)を引き渡したと発表した。同機は特別塗装機で、エアバスのカーボン模様を施した。
チャイナエアラインは、A350-900を14機発注済み。今回の特別塗装機で完納となった。初号機は2016年9月に受領。2017年1月から、台北(桃園)発着の長距離路線に投入している。
A350は機体の53%に、カーボンファイバー(炭素繊維)の複合材を使用。エアバス初となる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用している。
カーボン模様は、A350の一部の飛行試験機に導入されている。
関連リンク
チャイナエアライン
Airbus
エアバス・ジャパン
チャイナエアラインのA350
・エアバス、100機目のA350納入 チャイナエアに(17年7月26日)
・チャイナエア、A350でガトウィック 12月、週4往復(17年7月12日)
・チャイナエア、欧州3路線にA350 17年1月から(16年12月5日)
・チャイナエアライン、A350初号機受領(16年9月30日)
カーボン柄のA350試験機
・A350-1000試験機の機内と飛行展示 写真特集・パリ航空ショー2017(2)(17年7月13日)
・エアバス、A350の試験機3機目にカーボン模様の特別塗装(14年1月3日)