11月8日にハノイ-関西線を開設するベトナムのベトジェットエア(VJC/VJ)。日本への最初の定期便で、その後はホーチミン-関西線を12月14日、ハノイ-成田線を2019年1月11日に就航させる予定だ。
ベトジェットは、2014年に初の日本発着チャーターを関空で実施。その後、成田と仙台、中部(セントレア)、小松、茨城、福島への乗り入れ実績がある。2015年からは、ラウンジや優先搭乗などの上級サービスを提供する「スカイボス(SkyBoss)」を設定。FSC(フルサービス航空会社)とLCCの間のサービスを目指している。
2017年7月には、日本航空(JAL/JL、9201)と業務提携に向けた覚書を締結。今度の冬ダイヤが始まる10月28日からは、JALとのコードシェアをスタートさせる。
機材面では、今年7月にロンドン近郊で開かれたファンボロー航空ショーで、ボーイング737 MAXを100機、エアバスA321neoを50機、それぞれ追加発注する覚書(MoU)を締結。日本路線はハノイ-関西線のみA321ceo(A321従来型)で就航し、以後の路線はすべてA321neoを投入するなど、最新鋭機の投入に力を入れている。
また、ホーチミン-羽田線を早ければ2019年春にも開設する計画だ。来日したグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長に、日本市場を中心とした戦略を聞いた。
── 羽田と成田の使い分けはどう考えているか。
ビン副社長:ベトナムからは両空港とも東京へ行きたい人が利用する空港だ。羽田にはいろいろと制限があり、スロットは確保できてきているが(時間帯などが)限定されているので、都心部へ行きたい人向けだ。
── 羽田線は深夜便になるのか。
ビン副社長:今のところは
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