エアバスの取締役会は、次期CEO(最高経営責任者)にギヨム・フォーリ民間航空機部門社長(50)を選任した。2019年4月10日開催の年次総会(AGM)で株主の承認を得る。現CEOのトム・エンダース氏(59)はAGMをもって退任する。
フォーリ氏は、1998年から2008年までユーロコプター(現エアバス・ヘリコプターズ)で、さまざまな役職を歴任。エンジニアとしてキャリアをスタートし、フライトテスト部門の要職、民間ヘリコプターの上席副社長、研究開発部門の上席副社長を務めた。2009年にプジョーへ転じ、研究開発部門の上席副社長と取締役会の役員を務め、2013年5月にエアバス・ヘリコプターズのCEOに任命された。
現在のポジションには、2018年初頭に就いた。
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