エアライン, 空港 — 2018年9月29日 14:18 JST

ルフトハンザ、関空便をミュンヘンに変更 機材配置も見直し

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 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は、関西空港を発着する路線について、2019年3月31日開始の夏ダイヤから、現在のフランクフルトをミュンヘンに変更する方針を固めた。ミュンヘン空港を、アジア方面のハブ空港として活用するため。

関空便の発着地をミュンヘンに変更するルフトハンザ=18年9月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 フランクフルト-関西線は現在、ボーイング747-400型機で週7往復運航。ミュンヘン-関西線の直行便は、9月29日午後2時の時点で、ルフトハンザの予約システムでは受付を開始しておらず、乗り継ぎ便しか選択できない。運航開始日や機材などが決まり次第、システムに反映する見通し。

 夏ダイヤのミュンヘン発着便は、バンコク線を初めて週7往復(1日1往復)のデイリー運航にするほか、ソウル線とシンガポール線を増便する。

 ミュンヘンを拠点とする機材については、今年の夏ダイヤでエアバスA380型機をフランクフルトからミュンヘンに5機配置換え済み。今後は、2020年に追加でA380をミュンヘンに移す。また、都市間のフィーダー輸送が増えることから、3機のA320をフランクフルトからミュンヘンに配置転換する一方、リージョナルジェット機のボンバルディアCRJ900型機3機をミュンヘンからフランクフルトに移した。

 また、ミュンヘン発着便では、ファーストクラスのサービス拡充を予定。フランクフルト配置のA340-600の大半をミュンヘンに配置換えする。

 一方、2020年に導入を計画しているボーイング777-9型機(777X)については、拠点とする空港を2019年夏までの決定に先送りした。777-9は、ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスに新シートを導入する最初の機材となる。

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