全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」からの復興支援の一環として、羽田-札幌線で早期割引運賃を片道9000円から設定するなど、グループでの取り組み「でかけよう北海道」プロジェクトを22日から始めた。
*JALと同額に再値下げ。記事はこちら。
東京と大阪、名古屋からの北海道発着路線で、早期割引運賃「ANA SUPER VALUE 45/55/75」の値下げを22日から実施。羽田-札幌線の場合、従来は片道9200円から1万500円だったが、9000円に値下げする。搭乗期間は11月6日から2019年3月30日まで。
割引運賃「スマートU25」と「スマートシニア空割」も、10月1日から11月30日搭乗分について、対象路線で値下げする。
また、特設サイトを開設して復興支援内容を告知するほか、訪日外国人旅行者向けの国内線運賃「ANA Discover JAPAN Fare」を期間限定で値下げ。羽田や成田、関西空港などから入国した訪日外国人に、北海道を訪れてもらう。27日に発売開始を予定しており、羽田-札幌、釧路、函館、稚内、紋別、中標津、女満別、旭川、帯広線の場合、通常は1万600円から設定しているが、5400円からに値下げする。
日本航空(JAL/JL、9201)も、羽田-札幌線の早期割引運賃を片道6400円に値下げするなど、旅を通じた北海道の復興支援を始めた。
関連リンク
北海道150年×ANA
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