ボーイングとキャセイパシフィック航空(CPA/CX)は現地時間9月18日、世界初のボーイング777型機(777-200、ラインナンバーWA001、登録番号B-HNL)を、米アリゾナ州にあるピマ航空宇宙博物館に寄贈すると発表した。
世界初の777は18日に、キャセイの本拠地である香港からアリゾナ州ツーソンへ向かった。機体は350機以上の航空機とともに、博物館に永久展示される。
初飛行は1994年6月12日。飛行試験機(登録番号N7771)として数年間使われ、2000年12月にキャセイパシフィック航空の機材に加わった。エンジンは、ボーイング時代はプラット・アンド・ホイットニー製PW4000だったが、キャセイではロールス・ロイス製トレント800に換装された。
今年5月に退役するまでの18年間で、2万519便を運航し、飛行時間は4万9687時間となった。
ボーイングの受注実績によると、キャセイは自社発注では777-200を5機、777-300を12機、777-300ERを49機発注し、すべて受領済み。次世代機777Xのローンチカスタマーとして21機発注しており、777-9を2021年から受領する見込み。
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Pima Air & Space Museum
キャセイパシフィック航空
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