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航空連合のスカイチームは、成田空港の保安検査場にアライアンス全体での優先サービス「スカイプライオリティ（SkyPriority）」の優先レーンを2月7日に設けた。第1ターミナル北ウイングから搭乗するスカイチームのエリート・プラス会員とファーストクラス、ビジネスクラスの利用客向けに設置されたもので、チェックインから搭乗までの空港手続きをスピードアップする。
スカイチームが成田空港に設置したスカイプライオリティの優先レーン（スカイチーム提供）
スカイプライオリティは昨年3月に成田空港へ導入。対象となる利用客は、保安検査場の優先レーンに加え、専用チェックインデスク、優先搭乗、受託手荷物の優先的な取扱い、チケットオフィス/乗り継ぎデスクでの優先サービスも利用できる。
スカイチームは、スカイプライオリティとして全世界の空港で一貫した優先サービスを展開する唯一の航空アライアンス。2013年末までに1000の就航都市すべてにスカイプライオリティを導入する計画を進めている。
スカイチームの加盟航空会社は、日本の21都市から世界各都市へ毎週978便を運航。成田空港には19の加盟航空会社のうち、11社が乗り入れている。第1ターミナル北ウイングから出発する加盟航空会社は、アエロフロート航空（AFL）、アエロメヒコ航空（AMX）、エールフランス航空（AFR）、アリタリア－イタリア航空（AZA）、中国南方航空（CSN）、デルタ航空（DAL）、KLMオランダ航空（KLM）、大韓航空（KAL）、ベトナム航空（HVN）で、チャイナエアライン（中華航空、CAL）、中国東方航空（CES）は第2ターミナルを利用している。