関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は9月5日夜、台風21号の影響で、関空と対岸を結ぶ連絡橋が鉄道と道路ともに不通となり、空港内に閉じ込められていた約7800人を、5日午後11時までに空港外へ運び出したと発表した。
5日朝から、空港内に取り残された人たちを送り出すため、神戸空港へ向かう高速船が運航されたほか、南海電鉄泉佐野駅行きシャトルバスが運行された。高速船による輸送は午後10時35分、シャトルバスによる輸送は午後11時に完了した。
KAPによると、空港内にとどまることを希望した25人は、5日午後11時の時点で引き続き残っているという。
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関西国際空港
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