ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は8月31日、運賃などの支払いに使える「ピーチポイント」について、利用条件を一部変更すると発表した。10月1日からは、ポイントの名義人が搭乗者に含まれていることが必須となる。
ピーチポイントは、航空券の払い戻し時やふるさと納税の返礼品などで受け取れるポイントで、航空券の購入のほか、受託手荷物や座席指定などに利用できる。
これまではポイントの名義人が、利用者に含まれていない場合でも利用できたが、10月からは、搭乗者に含まれていることを必須条件とし、第三者への譲渡や転売について厳格化する。
ポイントは、英数字からなるコードをメールで受信する。このほか、友人や家族へのギフト用途で提供する「ピーチポイントギフト」を、ピーチのウェブサイトで販売。ギフトは従来どおり、販売を継続する。
ピーチでは2017年10月以降、ポイントギフトの決済時に、クレジットカードの不正利用が相次いで発生。決済代行会社からの連絡で発覚した。不正購入のポイントが、オークションサイトなどに出品されたことから、利用条件を変更することで不正利用を防ぐ。
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