8月8日午前10時20分ごろ、伊丹発羽田行きNH20便(ボーイング777-200型機、登録番号JA713A)が離陸滑走中に油もれが発生し、離陸を中止した。乗客乗員413人にけがはなかった。この影響により、滑走路が約3時間閉鎖。ANAと日本航空(JAL/JL、9201)で計11便が欠航となった。
ANAによると、NH20便は午前10時5分に伊丹を出発。その後B滑走路を滑走中に、油圧システムに不具合が生じたという。当該便は欠航となり、新幹線などの地上交通に振り替えた。
ANAではNH20便のほか、羽田行きNH24便とNH26便の計3便が欠航。羽田発伊丹行きNH19便が、関西空港にダイバート(目的地変更)した。JALは伊丹発着便8便が欠航し、後続便や新幹線などの地上交通に振り替えた。
この影響により、B滑走路は午前10時22分から午後1時6分まで閉鎖。現在は平常どおり運用している。
・ANA、8月国内線378便欠航 787エンジン問題、臨時便226便(18年7月17日)