エアバスは現地時間7月10日、ジェットブルー(JBU/B6)がA220-300(旧ボンバルディアCS300)を60機発注する覚書(MoU)を締結したと発表した。
A220は、ボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の新たな名称。Cシリーズの製造や販売を担う事業会社「CSALP(C Series Aircraft Limited Partnership)」を、エアバスが7月に買収したことで改称した。Cシリーズは、CS100(100-135席)と、中胴が3.7メートル長いCS300(130-160席)の2機種で構成され、CS100がA220-100、CS300がA220-300に改められた。
A220は10日現在で402機受注しており、これまでに38機を納入済み。受注関連の発表が行われるのは、改称後では初めて。
また、ジェットブルーは発注済みの25機のA320neoを、A321neoに切り替えた。A321neoとA220は、いずれもプラット・アンド・ホイットニー社製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジンを採用している。
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