ボーイングは現地時間7月2日、エチオピア航空(ETH/ET)に737 MAX 8の同社向け初号機を引き渡したと発表した。
エチオピア航空は、737 MAXを30機発注済み。アフリカ大陸では最多発注で、737 MAX 8の座席数は160席となる。
737 MAXは737の発展型で、CFMインターナショナルの新型エンジン「LEAP-1B」を採用。翼端には新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備え、客室内装はLED照明や大型の手荷物収納棚など、787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用する。
標準型は2016年1月に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)で、同機をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同210席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体が長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、さらに胴体を長くした737 MAX 10(同230席)が、2017年6月に開かれたパリ航空ショーでローンチした。
エチオピア航空の日本路線は、香港経由のアジスアベバ-成田線で、2015年4月に就航した。
関連リンク
Etiopian Airlines
Boeing
ボーイング・ジャパン
・エチオピア航空、787-9初号機受領 アフリカ初導入(17年11月6日)
・エチオピア航空、成田就航 787で香港経由アジスアベバ線(15年4月23日)