LOTポーランド航空、787-9に独立100周年塗装

　LOTポーランド航空（LOT/LO）は現地時間6月12日、ボーイング787-9型機（登録番号SP-LSC）へのポーランド独立100周年を記念した特別塗装が完了したと発表した。米ワシントン州シアトルにあるボーイングのエバレット工場でお披露目し、月内に受領する。

ポーランド独立100周年の記念塗装を施したLOTの787-9＝18年6月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

　ポーランドの国旗をイメージし、白と赤でデザイン。機体前方には、国土をイメージした図を配し、後方には、ポーランドの独立を誇る文言を、ポーランド語と英語でデザインした。

　LOTの787-9は3クラス294席で、ビジネス24席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー249席を設定。標準型の787-8（252席：ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席）と比較し、42席多く設定した。

　独立100周年の特別塗装機は3機目の787-9で、LOTは2019年末までに7機の導入を予定している。

　ポーランドは1918年11月11日に独立。1795年にロシア帝国とプロイセン（ドイツ帝国）、オーストリア＝ハンガリー帝国の3国に分割され消滅していたが、ドイツの第一次世界大戦敗戦により、123年ぶりに独立を回復した。

ポーランド独立100周年の記念塗装を施したLOTの787-9＝18年6月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

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