成田空港、取締役候補を選任　内部監査強化も

　成田空港を運営する成田国際空港会社（NAA）は、6月26日開催の定時株主総会で、取締役1人と監査役2人を新たに選任する。

　取締役には、執行役員の玉木康彦氏が昇格。監査役は、国土交通省政策統括官付評価官の斉藤正之佑氏、常勤顧問の小倉明氏が選任される見通し。

　株主総会では、総額107億7600万円（1株5388円）の配当を行うことや、定款の一部を変更して、海外空港の整備や運営に関する調査を事業に加える。

　また、2017年に発生した随意契約に関する不正行為に伴い、内部監査室を内部監査部に改め、内部監視を強化する。空港用地取得についても、従来の用地部用地グループを改組し、部内に用地業務推進室を新設する。

　6月26日に選任予定の取締役と監査役は下記の通り（役職・担務・氏名の順で敬称略）。

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