日本航空(JAL/JL、9201)などが加盟する航空連合のワンワールドは現地時間6月3日、会員制の新プラットフォーム「ワンワールド・コネクト」を発表した。最初のパートナーとして、フィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)が参加を表明した。
ワンワールド・コネクトのパートナーになるためには、ワンワールド加盟社が最低3社スポンサーとして支援する必要がある。フィジーは、ワンワールド創設メンバーであるアメリカン航空(AAL/AA)とブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)、カンタス航空(QFA/QF)の4社すべてがサポートする。
フィジーは現在、アメリカンとキャセイパシフィック、カンタスとコードシェア(共同運航)を実施中。ブリティッシュ・エアとは、2社間の協力分野について協議を進めている。
ワンワールド・コネクトに参加する航空会社は、ファーストクラスやビジネスクラスの乗客がワンワールド加盟社が運営する空港ラウンジや、優先搭乗制度を利用できる。また、マイレージの付与など、スポンサーとなる加盟社との間で特典を設けることもできる。
安全面では、ワンワールド・コネクトに参加する場合は、IATA(国際航空運送協会)の安全認証「IOSA」を維持する必要がある。
フィジーは、ナンディ-成田線を7月に再開予定。2009年3月以来、9年4カ月ぶりに日本市場へ再参入する。
関連リンク
oneworld
Fiji Airways
フィジー・エアウェイズ(エア・システム)
・フィジー・エアウェイズ、9年4カ月ぶり日本再就航へ 18年7月、週3往復(17年12月6日)