エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2018年6月2日 19:43 JST

エア・カナダ、成田-モントリオール就航 初の定期便

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 エア・カナダ(ACA/AC)は現地時間6月1日、モントリオール-成田線を開設した。日本とモントリオールを結ぶ初の定期便で、観光シーズンに当たる夏ダイヤ期間中は毎日運航し、10月28日に始まる冬ダイヤでは、週3往復に季節減便し、通年運航する。成田からの初便が出発した日本時間2日には、就航セレモニーを開催した。

放水アーチでの歓迎を受ける成田到着初便となったエア・カナダのモントリオール発AC5便初便=18年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田空港44番ゲート前で開催したエア・カナダの就航セレモニー=18年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 運航スケジュールは、成田行きAC5便は、モントリオールを午後2時5分に出発し、成田には翌日午後3時50分着。モントリオール行きAC6便は午後5時30分に成田を出発し、同日午後4時30分にモントリオールへ到着する。

 機材はボーイング787-8型機(3クラス251席:ビジネス20席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー210席)のほか、787-9(3クラス298席:ビジネス30席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー247席)で運航。初便には、白地に黒を基調とした新デザインの787-9(登録番号C-FRTU)を投入した。

 成田到着初便となったAC5便は、放水アーチでの歓迎を受けた。初便となったモントリオール行きAC6便の出発前には、第1ターミナル44番搭乗口付近で就航セレモニーを開催。就航を祝したテープカットでは、関係者らが通常よりも幅の広いテープにハサミを入れた。

 AC6便は261人が利用。定刻より3分早い午後5時27分に成田を出発した。

 エア・カナダの日本路線は、バンクーバー-成田線を最大週7往復、トロント-成田線と羽田線を1日1往復ずつ、カルガリー-成田線を最大週7往復、観光路線を主体とする系列のエア・カナダ ルージュ(ROU/RV)によるバンクーバー-関西線を最大週7往復、バンクーバー-中部線を最大週4往復運航。モントリオール-成田線は、エア・カナダ本体が運航する。

 エア・カナダは、2017年7月1日にカナダが建国150周年を迎えるのに合わせ、同年2月に新しい機体デザインや新制服を発表した。

*写真は10枚。

放水アーチでの歓迎後に成田空港44番ゲートへ向かうエア・カナダのモントリオール発AC5便初便=18年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田出発を待つエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便=18年6月2日

コックピットから手を振るエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便のパイロット=18年6月2日

成田を出発するエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便=18年6月2日

成田を出発するエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便=18年6月2日

成田を出発するエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便=18年6月2日

成田を離陸するエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便=18年6月2日

成田を離陸したエア・カナダのモントリオール行きAC6便初便=18年6月2日

運航スケジュール
AC5 モントリオール(14:05)→成田(翌日15:50)
AC6 成田(17:30)→モントリオール(16:30)

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【お知らせ】
5段落目に利用状況などを追記しました。(18年6月3日 07:30 JST)