全日空、787を国内線2月12日まで運航見合わせ　国際線は18日まで

　全日本空輸（ANA、9202）は1月26日、ボーイング787型機の運航を国内線は2月12日まで、国際線は18日まで見合わせると発表した。13日以降の国内線と19日以降の国際線の運航見通しは改めて発表する。

ANAの787＝13年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　国内線は12日までに欠航が中部－福岡線など254便、機材変更が羽田－伊丹線など916便、出発時刻変更が福岡－伊丹線など38便の計1208便に影響が出る。

　国際線は18日までに欠航が成田－サンノゼ線など134便、機材変更が羽田－フランクフルト線など194便の合わせて328便に影響が及ぶ。

　19日は羽田－フランクフルト線2便の機材変更が決定している。

関連リンク
ボーイング787に関わる欠航便・機材変更について（全日本空輸）

・日航、2日と3日はボストン線など6便欠航　787運航見合わせで
・ボーイング、数百人の専門家が787問題対応　24時間体制で
・米運輸安全委、8つのセルすべて熱損傷　787のAPUバッテリートラブル
・全日空787のバッテリー電圧、異臭後に急降下　運輸安全委
・米運輸安全委、APU用バッテリー電圧は設計値通り　充電装置なども調査へ
・国交省航空局、787に耐空性改善通報を発行　当面運航停止に