エアアジア・グループは現地時間5月15日、累計の搭乗者数が5億人に達したと発表した。運航開始から16年での到達となった。
3月18日に、5億人に到達した。5億人目の乗客となったのはバンコク出身の医師・Panut Oprasertsawatさん(34)で、プーケットからバンコク(ドンムアン)まで搭乗した。
5月15日にバンコクで開催した5億人到達の記念式典では、トニー・フェルナンデス・グループCEO(最高経営責任者)がPanutさんに、エアアジアのポイント「BIGポイント」を300万ポイントを贈呈。このほか、エアアジア便を生涯無料とする特典などもプレゼントした。
グループの中核となるエアアジア(AXM/AK)は、2002年に運航を開始。当初、ボーイング737-300型機を2機保有し、クアラルンプール-ランカウイ線のみを運航した。
現在は、4時間以内の短距離を運航する「エアアジア」6社と、4時間以上の長距離を運航する「エアアジアX」3社で、エアバスA320型機とA330を200機以上保有。20カ国以上、120以上の都市に就航している。
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