日本航空(JAL、9201)は1月23日、ボーイング787型機による運航の見合わせを2月1日まで延長したと発表した。成田-サンディエゴ線は777に機材変更を行い、1月30日から運航を再開する。
JALによると29日から2月1日までの欠航路線は、30日が成田-ボストン線、2月1日が成田-モスクワ線で、合わせて4便約380人に影響が出る見通し。29日と31日の欠航はない。
サンディエゴは当初787のみの運航で空港などへ申請していたが、トラブル発生後に777での就航に必要な申請など運航準備を進めた。整備用機材や部品も揃い、就航の目処がついた。
2月2日以降の787運航便については、決定次第発表するという。
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ボーイング787に関わる欠航便・機材変更について(全日本空輸)
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