三菱航空機の水谷久和社長は4月18日、7月に開かれる世界最大規模の航空ショー「ファンボロー航空ショー」に、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」を出展する意向を明らかにした。現地では、フライトを披露する「飛行展示」を初めて実施する計画で、MRJを強くアピールする。
—記事の概要—
・初の飛行展示へ
・飛行試験機は7機
・飛行試験1900時間
・スコープ・クローズ影響「MRJだけではない」
・MRJ70「いつ移行するか検討」
・小型機市場再編計る大手2社
初の飛行展示へ
三菱航空機は、2017年6月に開かれたパリ航空ショーに、MRJの飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)を持ち込んだが、地上展示のみだった。3号機は、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングをまとい、姿を現した。
今回のファンボロー航空ショーでは、米国の飛行試験拠点であるワシントン州モーゼスレイクで試験を続けている4機の飛行試験機のうち、どの機体を持ち込むかは現時点で決定していない。
水谷社長は、前回
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