@Aviation_Wire
Aviation Wire
RSS
日本航空（JAL/JL、9201）は3月18日、折り紙で作る紙飛行機「折り紙ヒコーキ」の滞空時間を競う全国大会を、羽田空港の地元である大田区の総合体育館で開いた。年齢別に2部門が開催され、一般の部は17.53秒を記録した関西地区代表の岡田拓巳君（15）が、小学生以下の部は14.75秒だったオホーツク地区代表の岡本大夢君（12）が優勝した。
閉会式で紙飛行機を飛ばすJAL折り紙ヒコーキ全国大会の参加者たち＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
全国20カ所で開かれた予選には、一般の部663人と小学生以下の部1100人の計1763人が参加。全国大会には、各部20人ずつ計40人が出場した。紙飛行機に使う紙は、会場で配られる折り紙ヒコーキ協会（戸田拓夫会長）の認定競技用紙で、1枚の紙を折るだけで作ることが条件となる。大会では、紙飛行機が手から離れた時点から着地するまでの滞空時間を競った。
JALは2007年にパリ支店で折り紙ヒコーキの取り組みをスタート。折り紙ヒコーキ協会の協力を得て教室を開催し、約1200人のJALグループ社員が同協会が認定する指導員資格を取得し、国内外で教室を開いてきた。
一般の部は岡田君が優勝したほか、17.16秒の吉岡航希君（16、中国地区代表）が準優勝し、15.91秒の本間達志さん（59、上川地区代表）が3位となった。
小学生以下の部は優勝した岡本君のほか、13.18秒の小幡将也君（11、東北地区代表）が準優勝となり、12.00秒の竹内登功多君（11、中部地区代表）が3位だった。
岡本君は、昨年同じ会場で開かれた小学生が3人1組で参加する折り紙ヒコーキ教室の10周年競技会で、優勝チームの一員だった。また、一般の部優勝の岡田君は昨年、植木義晴社長に将来パイロットを目指すと書いた手紙を手渡していた。
折り紙ヒコーキ協会の戸田会長は、「昨年植木社長に手紙を渡した岡田君が優勝した。折り紙ヒコーキを通じて、航空宇宙の分野に進んだり、宇宙飛行士になる人が出て欲しい」と期待を寄せた。
JALの大川順子専務は、「世界大会も計画しているので、どんどん輪が広がって欲しい」と語った。世界大会は、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年に開催を予定している。
一般の部で優勝した岡田拓巳君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
一般の部で優勝した岡田拓巳君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
小学生以下の部で優勝した岡本大夢君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
小学生以下の部で優勝した岡本大夢君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
JAL折り紙ヒコーキ全国大会の開会式で整列する出場者＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
JAL折り紙ヒコーキ全国大会の開会式で整列する出場者＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
開会式であいさつする折り紙ヒコーキ協会の戸田会長＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
開会式であいさつする JALの大川専務＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
開会式であいさつする折り紙ヒコーキ協会名誉顧問を務める鈴木真二東大教授＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
試投式を行う折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫会長（中央上）、JALの大川順子専務（左下）、折り紙ヒコーキ協会の鈴木真二名誉顧問（中央下）と一般の部関西地区代表岡田拓巳君（右下）＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
試投式を行う折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫会長＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
一般の部で準優勝した吉岡航希君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
一般の部で3位に入賞した本間達志さん＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
小学生以下の部で準優勝した小幡将也君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
小学生以下の部で3位に入賞した竹内登功多君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
表彰式で賞状を手渡される小学生以下の部で優勝した岡本大夢君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
表彰式でトロフィーを手渡される小学生以下の部で優勝した岡本大夢君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
表彰式で賞状を手渡される一般の部で優勝した岡田拓巳君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
表彰式でトロフィーを手渡される一般の部で優勝した岡田拓巳君＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
表彰式で記念撮影に応じる一般の部優勝の岡田君（左から3人目）、一般の部準優勝の吉岡君（左から4人目）、一般の部3位の本間さん（左から5人目）、一般の部4位の山里君（左から6人目）、小学生以下の部優勝の岡本君（右から5人目）、小学生以下の部準優勝の小幡君（右から4人目）、小学生以下の部3位の竹内君（右から3人目）、小学生以下の部4位の荒川君（右から2人目）と折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫会長（右から6人目）ら＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
記念撮影に応じるJAL折り紙ヒコーキ全国大会の参加者たち＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
閉会式で紙飛行機を飛ばすJAL折り紙ヒコーキ全国大会の参加者たち＝18年3月18日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire
関連リンク
JAL「空育」宣言（日本航空）
・JAL、10周年の紙飛行機教室 植木社長「20年に世界大会開く」（17年3月21日）