空港 — 2018年3月17日 21:50 JST

成田さくらの山公園にカフェ　飛行機のシートで機内食も、26日開業

　成田市が成田空港の隣接地域で運営する「さくらの山公園」に併設された観光物産館「空の駅さくら館」に、カフェレストラン「フライトカフェ・チャーリイズ」が3月26日にオープンする。

カフェがオープンする成田市さくらの山公園内のさくら館（市・さくらの山管理組合の資料から）

　公園を管理する成田市・さくらの山管理組合が、地元在住の航空写真家チャーリィ古庄さんにプロデュースを依頼。「飛行機を見ながら、飛行機のシートで機内食が食べられる」をコンセプトに、一部の座席は実際に使用されていた航空機のシートを用いる。

　地元の野菜を取り入れた手作りランチや、期間限定でオリジナル機内食を用意。ケーキやベーグルなど、テイクアウト可能な軽食のほか、成田のコーヒー専門店が焙煎したコーヒーを提供する。

　また、店舗運営責任者やシェフリーダー、フロアリーダーはすべて女性。女性目線でのソフトなサービスを提供したいという。

　さくらの山公園は、空港に隣接する小高い丘に位置し、さくらの木の下で航空機の離着陸が眺められることから、航空写真を撮影する名所のひとつとなっている。2015年3月26日には、さくら館がオープン。館内の物販コーナーには、地域の野菜や土産物、パンなどを揃え、休憩コーナーや授乳室も設けている。

　カフェは26日午前11時にオープン。この日でさくら館は開館3周年を迎える。今後は、同店で航空会社の協力による機内食イベントなどを開催するという。

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