国土交通省と千葉県、成田市など空港周辺9市町、成田国際空港会社(NAA)による成田空港の4者協議会は、成田空港の機能強化について合意し、3月13日に確認書を締結した。今後、第3滑走路(C滑走路)の新設や既存滑走路の延長などで、年間発着回数を50万回に拡大する。
—記事の概要—
・3500メートルのC滑走路新設
・20年までに1時間延長
・C滑走路供用後「スライド運用」
・落下物対策で支援制度
3500メートルのC滑走路新設
成田空港は現在、4000メートルのA滑走路(RWY16R/34L)と2500メートルのB滑走路(RWY16L/34R)の2本で運用している。運用時間は午前6時から午後11時までで、7時間の静穏時間を設定。午後10時以降はA滑走路とB滑走路各10回ずつ、計20回までの便数制限を設けている。
また、午後11時から午前0時までの1時間を「カーフュー(離発着制限)の弾力運用」の時間帯とし、出発空港での遅延や成田への引き返しなどにより離着陸を認めている。
機能強化では
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