エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2018年3月9日 20:40 JST

ルフトハンザ、関空の747-400変更せず 観光需要に適合

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 ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)のドナルド・ブンケンブルク日本支社長は3月9日、フランクフルト発着の関西線と中部(セントレア)線に投入する機材について、市場需要と合致していることから、当面は更新しないと述べた。

関西線への投入を継続するルフトハンザの747-400=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 関西線は現在週5往復で、ボーイング747-400型機(3クラス371席:ビジネス67席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー272席)を投入。3月25日からの夏ダイヤでは、1日1往復に増便する。ルフトハンザの日本路線で、747-400を投入しているのは関西線のみ。

 中部線は現在週3往復で、エアバスA340-300型機(3クラス279席:ビジネス30席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー221席)で運航。夏ダイヤでは週5往復に増便する。1日1往復運航のフランクフルト-羽田線には、747-8(4クラス364席:ファースト8席、ビジネス80席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー244席)を投入している。

 ブンケンブルク支社長は「市場の需要に合わせて機材を決めている。関西は羽田と比較した場合、ビジネス顧客よりも観光需要の割合が高い」と述べ、観光客が多く利用するエコノミークラスを多く設定した機材を継続し、観光需要に適合する考えを示した。

 中部線については、「ビジネス需要が多い。ビジネスクラスを多めにしてもいいと思っている」とし、機材変更に含みを持たせた。

 747-400やA340などは、ルフトハンザの機材でも機齢が進んだ部類に入る。ブンケンブルク支社長は「A350-900と比較すると多少古く感じるかもしれないが、ピカピカにリフレッシュしている」と付け加えた。

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