エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)は3月8日、機内食で愛知県の伝統料理を提供すると発表した。県東部・豊橋市の「菜飯(なめし)田楽」で、25日から販売を開始する。菜飯田楽は、同社初のベジタリアン対応食となる。
菜飯田楽は、八丁味噌を塗った豆腐田楽と、大根の葉を混ぜて炊いたごはん「菜飯」のセットで、豊橋では200年以上の伝統を持つ。味噌はカクキュー八丁味噌(岡崎市)の田楽味噌を使用する。
豆腐とごはんのほか、ホウレンソウの胡麻和えと赤白のコンニャク含め煮も添える。肉類を使用していないため、ベジタリアンも食べることができる。260キロカロリー。事前予約した場合は750円で、機内では850円で販売する。
また、25日からは「スパイシーチキンチャーハンとタイ風オムレツ」も提供。温かいメニューは、きしめんをカルボナーラ風にアレンジした「きしボナーラ」と、ココナッツミルクで米を炊いたマレーシアの「ナシレマ」、エアアジアのロゴをデザインした「REDパンケーキ」の3種類も継続して提供し、計5種類を引き続き用意する。
中部空港を拠点とするエアアジア・ジャパンは、当初計画より約2年遅れとなる2017年10月29日に就航。現在は1路線目の中部-札幌線のみで、エアバスA320型機(1クラス180席)で1日2往復運航している。
同社によると、機内食は1便あたり、5種類合わせて10食程度が売れているという。
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エアアジア
豊橋観光コンベンション協会
カクキュー八丁味噌
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