エアライン — 2018年2月19日 19:15 JST

綾瀬はるか、CA姿でANA国内線PR　4月からWi-Fi無料化

By Tadayuki YOSHIKAWA

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　全日本空輸（ANA/NH）は2月19日、女優の綾瀬はるかさんを新サービスの魅力を伝えるCA（Communication Attendant）に任命した。都内で開かれたプロモーション発表会に、綾瀬さんは客室乗務員の制服姿で登場した。

ANAの”CA”に就任した綾瀬さん（右）にモデルプレーンを贈る平子社長＝18年2月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAの”CA”に就任した綾瀬さん＝18年2月19日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ANAは、4月1日から国内線の機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」を無料化。1月10日からはマイレージサービスの上級会員を対象に、先行スタートしている。

　全面無料化する4月からは、同サービスに次世代型地図「ANA Flight Path」を導入。コックピットからの景色をイメージした地図を表示したり、口コミサイト「食べログ」や地図情報会社ゼンリン（9474）との連携で、グルメ情報や絶景ポイントなどを地図上に掲載する。

　ANAの平子裕志社長は、「機内を地上と同じようにするのが時代の要請。快適でストレスフリーな新しい空の旅を提供したい」と無料化に踏み切った背景を説明。綾瀬さんには、ボーイング787型機のモデルプレーンを贈った。

　綾瀬さんは、俳優の吉沢亮さんとともに姉弟役で新CMに出演する。発表会では、国内線プレミアムクラスのシートに座った吉沢さんに、綾瀬さんが新コンテンツの使い方を教えていた。

　国内線のWi-Fiサービスは、日本航空（JAL/JL、9201）が2014年7月、ANAは2016年1月にスタート。JALは2016年4月から利用時間やキャンペーン期間など、段階的に無料化を進め、2017年2月から完全無料化に踏み切った。JALは国内線が好調な要因の一つとして、Wi-Fiサービスの無料化を挙げており、ANAも追い上げを図る。

　国内の航空会社で、「CA」を客室乗務員（Cabin Attendant）以外の言葉に置き換えた芸能人によるプロモーションとしては、2013年にピーチ・アビエーション（APJ/MM）が篠田麻里子さんをCA（コーポレート・アンバサダー、宣伝大使）に任命した事例がある。