日本航空(JAL/JL、9201)は、国内線特典航空券の目的地をシステムが決める「どこかにマイル」に、関西空港発着便を2月20日から追加する。
どこかにマイルは、JALのマイレージプログラム「JALマイレージバンク」(JMB)の国内会員向けサービスで、野村総合研究所(NRI、4307)と共同開発。往復6000マイルで、思いがけない地域への旅行を楽しんでもらう。会員が利用日と時間帯、人数をウェブサイトで入力すると、4カ所の行き先候補を提示し、最終的な行き先を申込後3日以内に連絡する。
2016年12月12日の開始当初は、羽田発着路線のみが対象だったが、2017年4月17日からは伊丹発着便にも拡大。3空港目となる関空路線は、20日午前11時から申し込みを受け付ける。関空からは、札幌や那覇、石垣などへ向かえる。
サービス開始から1年間で、約6万人が利用。対象路線は、今回の拡大で従来より7路線増えて64路線になる。
関連リンク
どこかにマイル(日本航空)
・「行き先は本当にランダムです」特集・JALとNRI「どこかにマイル」担当者に聞いてみた(16年12月12日)
・JAL、どこかにマイル6万人利用 行き先お任せ特典航空券(18年1月6日)
・JAL、伊丹からも「どこかにマイル」(17年4月10日)
・JAL、目的地おまかせの特典航空券 往復6000マイルで羽田から(16年11月29日)
【お知らせ】
記事初出時に3段落目に記載のあった宮古は発表資料の誤記だったとJALから連絡があり、削除しました。(18年2月9日 17:37 JST)