エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2018年1月31日 10:30 JST

オレンジのストライプ映える南西航空塗装 写真特集・JTA SWALジェット退役

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 かつての南西航空時代の塗装を再現した、日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)の特別塗装機「SWAL(スワル)ジェット」(ボーイング737-400型機、登録番号JA8999)が、1月30日に運航を終えた。最終便は中部発那覇行きNU049便で、那覇には定刻より9分早着の午後9時21分に到着した。

南西航空時代のロゴをデザインしたJTAのSWALジェットの垂直尾翼=18年1月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「SWAL」は南西航空の英語表記「SOUTHWEST AIR LINES」の頭文字。1978年12月に同社初のジェット旅客機737-200の就航と同時に導入された塗装で、1993年に現社名に変更するまで用いられた。明るいオレンジ色の流線型ストライプが特徴的だった。

 SWALジェットの初便は、2013年3月5日の那覇発中部行きNU254便。翌6日で役目を終えた旧石垣空港への感謝の気持ちや、7日に開港した新石垣空港に引き続き就航することで、八重山諸島や沖縄県の発展に貢献したいという思いを込めた復活で、当初から運航期間は5年間で計画していた。

 JTAは現在、SWALジェットとしての運航を終えたJA8999を含め、7機の737-400を運航中で、2016年2月10日に就航した737-800へ置き換えを進めている。このため、同社のジンベエザメを描いた特別塗装機「ジンベエジェット」と「さくらジンベエ」も、初代の737-400から737-800へ代替わりが進んでいる。2代目のジンベエジェット(JA05RK)は2017年10月22日に定期便初便が就航し、初代(JA8939)は3月末に退役を予定。さくらジンベエの初代(JA8992)は1月26日に退役し、2代目が2月1日に就航する見通し。

 JTAによると、現時点ではSWALジェットの2代目は計画していないという。

*写真は25枚。

最終便の運航を終えたJTAのSWALジェット=18年1月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

那覇空港へ到着するJTAのSWALジェット最終便NU049便=18年1月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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