ハワイアン航空(HAL/HA)とカンタス航空系LCCのジェットスターグループは、インターライン提携を現地時間1月17日に締結した。乗り継ぎや受託手荷物の扱いなどの利便性を向上させる。
今回の提携で、ハワイアン航空の日本-ハワイ間のネットワークが強化され、オークランドを除くニュージーランド8都市にも路線網が拡大される。
日本では、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が運航する福岡と鹿児島、熊本、高松、那覇発便の利用者が、東京と大阪、札幌でハワイアン航空のハワイ路線に乗り継げる。
ハワイアン航空は、日本路線とニュージーランド路線には、エアバスA330-200型機(3クラス278席)を投入。日本路線は、羽田-ホノルル線とコナ線、成田-ホノルル線、関西-ホノルル線、札幌(新千歳)-ホノルル線の5路線で、夏ダイヤが始まる3月25日からは、日本航空(JAL/JL、9201)とコードシェア(共同運航)やラウンジの相互利用マイレージプログラムの提携などを順次スタートさせる。
ジェットスター・ジャパンにはカンタスグループのほか、JALと三菱商事(8058)、東京センチュリー(8439)が出資している。
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特集・JALとハワイアン強者連合誕生
前編 植木社長「大変厳しい競争になる」(17年9月27日)
後編 「破綻のまっただ中。お断りせざるを得なかった」(17年9月28日)