日本航空(JAL/JL、9201)は、国内線特典航空券の目的地をシステムが決める「どこかにマイル」が、2016年12月のサービス開始から1年間で、約6万人が利用したことを明らかにした。
どこかにマイルは、JALのマイレージプログラム「JALマイレージバンク」(JMB)の国内会員向けサービスで、野村総合研究所(NRI、4307)と共同開発。往復6000マイルで、思いがけない地域への旅行を楽しんでもらう。会員が利用日と時間帯、人数をウェブサイトで入力すると、4カ所の行き先候補を提示し、最終的な行き先を申込後3日以内に連絡する。
2016年12月12日の開始当初は、羽田発着路線のみが対象だったが、2017年4月17日からは伊丹発着便にも拡大した。
JALの国内線特典航空券は、距離によりAからCまでの区間に分類。羽田発着の場合、通常時の必要往復マイル数は、大阪や名古屋、山形などA区間は1万2000マイル、札幌や那覇、南紀白浜などB区間は1万5000マイル、久米島と宮古、石垣のC区間は2万マイルとなっている。
関連リンク
どこかにマイル(日本航空)
・「行き先は本当にランダムです」特集・JALとNRI「どこかにマイル」担当者に聞いてみた(16年12月12日)
・JAL、伊丹からも「どこかにマイル」(17年4月10日)
・JAL、目的地おまかせの特典航空券 往復6000マイルで羽田から(16年11月29日)