年の瀬も押し迫った12月28日、日本航空(JAL、9201)の社員有志が羽田空港の格納庫前で横断幕を掲げて行き交う飛行機を見送り、今年1年の感謝の気持ちを表した。
集まった社員は乗客と普段接する機会がない間接部門のスタッフが中心。イントラネットやメールでの呼びかけに応じた約100人が午前11時ごろから休憩時間に交代で駆けつけ、「一年間ありがとうございました」と書かれた横断幕を手に羽田空港を往来する他社便を含めた乗客へ謝意を示していた。
この見送りは、社員有志が再上場や1年の感謝の気持ちを表すイベントを行いたいと10月に発案。当初は機体のそばで出発便を見送るアイデアもあったが、セキュリティーエリアは制約が多いため、自社施設での実施となった。長さ20メートルの横断幕は材料のみ購入し、整備部門の有志が制作した。
機内から横断幕を見つけた乗客は、手を振って応えていた。
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