全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは11月27日、従来の地域活性化プログラム「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」を、12月から拡大して展開すると発表した。今後は1地域を6カ月特集し、従来以上の地域密着を図る。
—記事の概要—
・8地域を半年間ずつ特集
・第1弾は北海道
8地域を半年間ずつ特集
12月から始動する「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-」は、日本を8つの地域に区分して特集する。これまでは各都道府県を個々で取り上げ、3カ月で3都道府県を特集していた。従来よりも長い期間特集することで、地域の魅力や資源などを国内外に発信する。
従来のTastes of JAPANは、2013年9月にスタート。食や酒、スイーツ、文化などをテーマに都道府県をピックアップして特集してきた。4年ですべての都道府県を網羅し、今年11月に終了する第17弾で最後となった。
第1弾は北海道
12月から2018年5月までの第1弾は、北海道を特集する。特設サイトをオープンし、さっぽろ雪まつりや定山渓の雪灯路(ゆきとうろ)など、北海道の観光やイベント情報を掲載する。特設サイトは日本語版と英語版を用意する。
国際線の上級クラスを対象に、道産食材を使用した機内食を提供する。ファーストクラスの日本発欧米路線では道産和牛フィレ肉のグリル、ビジネスクラスの日本発近距離アジア路線では道産豚ロースのソテーなどを、それぞれ期間限定で用意する。
12月からはエコノミークラスも対象とし、菓子を提供。日本発の欧米路線で、夕張メロンのラングドシャを用意する
羽田国際線ラウンジ内「DINING h」では、北海道の海の幸を用意。毛ガニの変わり揚げなどを舟形の真昆布に盛り付けて提供する。
また、北海道の日本酒を羽田と成田、関西の各空港ラウンジに用意。羽田の国内・国際線と成田の国際線では12銘柄、関西の国際線では4銘柄を提供する。
関連リンク
Tastes of JAPAN by ANA
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