フィンエアー(FIN/AY)は現地時間11月14日、北欧のデザインブランド「マリメッコ」と提携した特別塗装機を、ヘルシンキ-成田線にも投入した。日本時間15日には、特別塗装を施したエアバスA350-900型機(登録番号OH-LWL)が成田に飛来した。
同機には石をモチーフにし、シンプルなブルーをあしらった「Kivet(キヴェット)」をデザイン。ヘルシンキを定刻午後5時20分に出発する、14日のAY73便に投入した。成田には翌15日の午前10時ころに到着し、客室乗務員(CA)はキヴェット柄の浴衣を着用した。
マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは2012年に開始。2013年からは全路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアが採用されている。マリメッコ塗装は、フィンランド語でケシの花を意味する「Unikko(ウニッコ)」をデザインしたA340とA330に次いで3機目となる。
キヴェット柄の特別塗装機は、エアバスが9月22日付で引き渡したフィンエアー11機目となるA350-900。フィンエアーは10月末時点でA350を11機受領しており、現段階で最も新しい機体となる。
フィンエアーはA350-900を19機発注済みで、2015年10月に初号機(OH-LWA)を受領。2023年末までに全機がそろう。座席数は297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の3クラス構成となっている。
同社は今年6月から、A350を日本路線に本格投入。4日にヘルシンキを出発した成田行きAY71便が定期導入初便となった。
フィンエアーのマリメッコ
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A350、6月から日本路線に本格導入
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