ボーイングは現地時間11月3日、中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)に737 MAXの同社向け初号機(登録番号B-1397)を引き渡したと発表した。737 MAXを中国の航空会社が受領するのは初めて。
中国国際航空は2014年12月22日に、737 MAX 8を8機発注。ボーイングの受注リストによると、9月末時点で中国では10顧客から245機の737 MAXを受注済み。ボーイングによると、中国の顧客には2018年末までに約100機の737 MAXを引き渡すという。
737 MAXは737の発展型で、CFMインターナショナルが開発した新型エンジン「LEAP-1B」を採用。翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備え、現行の737NG(次世代型737)と比べて燃費を20%改善し、航続距離を延長する。
標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体が長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)があり、今年6月に開かれたパリ航空ショーでは、さらに胴体を伸ばした737 MAX 10(同230席)がローンチした。
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中国国際航空
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