エアライン — 2017年10月28日 15:45 JST

JAL、羽田で東京五輪1000日前イベント　限定コーラ配布やフォトスポット

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　2020年に開催される東京オリンピックの1000日前を迎えた10月28日、羽田空港では大会のオフィシャルエアラインを務める日本航空（JAL/JL、9201）と全日本空輸（ANA/NH）が、各社が就航するターミナルを彩る大規模装飾「空港ドレッシング」を始め、オリジナルグッズをプレゼントするイベントを開いた。

羽田第1ターミナルに設けられた100メートル走のフォトスポットでスタートポジションにつくJALの客室乗務員＝17年10月28日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JALは、国内線第1ターミナル2階出発ロビーに、陸上100メートルや走り幅跳び、表彰台の「だまし絵」のフォトスポットを床や壁に用意。スマートフォンなどで撮影すると、競技を“体験”しているように写る。

　28日と29日両日は、フォトスポットで撮影した人を対象に、JALのオリジナルグッズがもれなく当たる抽選会が開かれている。また、大会をテーマにした「コカ・コーラ東京2020オリンピックJAL限定モデル缶」を、1万5000本限定で配布。28日は大西賢会長や客室乗務員が、ターミナル2階の中央イベントスペースで行き交う人に配った。

　JALの大西会長は、大会に向けての取り組みとして、「オリンピックだけではなく、パラリンピックも盛り上げたい。そのためには、アクセシビリティの向上が重要。木製車いすの導入などで、一つずつ解決していきたい」と語った。

　JALは福祉機器メーカーのキョウワコーポレーション（広島市）と共同開発した木製車いすを、2018年度までに約250台を国内空港に配備する。

　また、1000日前を迎えて大会を盛り上げていく装飾「空港ドレッシング」を、第1ターミナルと国際線ターミナルの出発階に施している。

＊ANAの1000日前イベントはこちら。