エアバスは現地時間10月11日、エア・カレドニア・インターナショナル(エアカラン、ACI/SB)がA320neoと、A330のエンジン換装型となるA330-900neoを2機ずつ確定発注したと発表した。エアカランは既存機からの機材更新を進める。
A320neoのエンジンは、米プラット・アンド・ホイットニー製PW1100G-JMを選定し、1クラス168席を設定する。A330-900neoは3クラス291席(ビジネス26席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー244席)。A320neoは豪州などの周辺各国への路線に、A330-900neoは日本を経由した中国などへの新規路線に投入する。
エアカランの現在の中長距離用機材は計4機で、266席(ビジネス24席、エコノミー242席)のA330-200と、146席(ビジネス8席、エコノミー138席)のA320を2機ずつ保有している。
エアカランは1983年、ニューカレドニアの中心都市、ヌーメアを拠点に運航を開始。南太平洋諸国や豪州、ニュージーランドに乗り入れている。2000年からは関西に、2003年からは成田への乗り入れを開始。関空へは週2往復、成田へは週5往復を運航している。
・エアカラン、A330neoを2機発注へ A320neoも(16年11月29日)