韓国のLCCエアソウル(ASV/RS)は9月12日、ソウル(仁川)-関西線の運航を開始した。エアバスA321型機(1クラス195席)で、1日2往復を運航する。
関空からの初便出発前には、12番搭乗口で就航セレモニーを開催し、エアソウルの柳光熙(リュ・グァンヒ)代表や、関空を運営する関西エアポートの山谷佳之社長らが出席。セレモニーで柳代表は「関西就航をきっかけに、日韓両国の交流を深めたい」と述べた。
運航スケジュールは曜日により異なるが、午前に関空を発着する便と、午後から夕方にかけて発着する便を設定する。運航初便の場合、関西行きRS762便はソウルを午前7時に出発し、午前8時50分に到着する。ソウル行きRS761便は関空を午前9時50分に出発し、午前11時50分に到着する。
関空からの出発初便となったRS761便(A321、登録番号HL8280)には74人が搭乗。若い女性の利用客が多く、紺や赤のパスポートを所持する日本人客が多く見受けられた。
エアソウルは2015年4月7日設立。アシアナ航空(AAR/OZ)傘下のLCCで、2016年7月11日にソウル(金浦)-済州線で運航を開始した。同年10月7日から国際線の運航を開始し、仁川-高松線を開設した。現在は高松のほか、静岡や長崎、広島など日本8都市に乗り入れている。
関空からの仁川線は、エアソウルの就航により8社が週161往復、1日最大23往復を運航する。フルサービス航空会社(FSC)は大韓航空(KAL/KE)とアシアナ航空の2社で、残り6社はLCCとなる。うち日系のLCCはピーチ・アビエーション(APJ/MM)のみで、5社は韓国のLCC、チェジュ航空(JJA/7C)とイースター航空(ESR/ZE)、ティーウェイ航空(TWB/TW)、ジンエアー(JNA/LJ)、エアソウルが運航する。
運航スケジュール
ソウル→関西
RS762 ソウル(07:45)→関西(09:35)運航日:月
RS762 ソウル(07:20)→関西(09:10)運航日:木
RS762 ソウル(07:00)→関西(08:50)運航日:火水金土日
RS764 ソウル(14:40)→関西(16:30)運航日:月金
RS764 ソウル(11:05)→関西(12:55)運航日:火土
RS764 ソウル(13:40)→関西(15:30)運航日:水
RS764 ソウル(14:15)→関西(16:00)運航日:木
RS764 ソウル(14:50)→関西(16:40)運航日:日
関西→ソウル
RS761 関西(11:05)→ソウル(13:05)運航日:月
RS761 関西(10:10)→ソウル(12:00)運航日:木
RS761 関西(09:50)→ソウル(11:50)運航日:火水金土日
RS763 関西(17:30)→ソウル(19:25)運航日:月金
RS763 関西(13:55)→ソウル(15:55)運航日:火土
RS763 関西(16:35)→ソウル(18:30)運航日:水
RS763 関西(17:05)→ソウル(19:05)運航日:木
RS763 関西(18:35)→ソウル(20:35)運航日:日
・エアソウル、関空9月就航へ 1日2往復(17年8月24日)