伊丹空港、10月14日に空の日イベント　飛行機と綱引きも

　伊丹空港と関西空港を運営する関西エアポートは、空の日のイベント「空の日エアポート フェスティバル2017」を10月14日に伊丹で開催する。日本航空（JAL/JL、9201）や全日本空輸（ANA/NH）の格納庫で航空関係の仕事体験コーナーを設けるほか、飛行機との綱引きや整備部品販売などを行う。

10月に空の日イベントが開かれる伊丹空港＝17年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　空の日は、1992年に民間航空再開40周年を記念して制定され、毎年9月20日としている。航空会社や空港では、この日の前後を中心に、空の日を冠したイベントを開催している。

　伊丹のイベントは、北ターミナル1階「ロビーステージ」と4階「星の間」、JALとANA両社の格納庫で開催。時間は午前10時から午後3時までで、雨天決行。ターミナルが改修工事中のため、例年とは内容が異なる。

　1階はJALブースで、折り紙飛行機教室やコックピットを模した「もっくピット」の展示、航空機を誘導するマーシャラー体験などを開催。4階は関西エアポートとアイベックスエアラインズ（IBEX、IBX/FW）のブースで、伊丹空港のキャラクター「そらやん」のオリジナルすごろくゲームや、IBEX機の整備部品展示などを行う。

関西エアポートが伊丹で開く「空の日エアポート フェスティバル2017」（同社資料から）

　格納庫展示は、JALは飛行機との綱引きや特殊車両展示、シート展示、グッズ販売などを実施。ANAは客室乗務員やグランドスタッフ、マーシャラーのお仕事体験や航空教室、車両や道具展示、グッズや就航地特産品の販売、社員による演奏などを予定している。

　また、伊丹空港内を一周し、空港の消防署で降車する見学バスツアーを実施。午前と午後にバスを4便ずつ運行し、抽選で当選した小学生と家族を案内する。ツアーの申し込みは、11日から19日まで、特設サイトで受け付ける。

　大阪モノレールの駅下には、大阪空港交通のミニチュア版リムジンバスを展示する。

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