シンガポール航空(SIA/SQ)傘下のLCCスクート(TGW/TR)は現地時間12月1日、中国北東部のハルビンへの直行便を季節運航で開設する。7月に発表した新路線のうちの1つで、週3往復を設定する。
機材はボーイング787-8型機(335席:スクートビズ〈プレミアムエコノミー〉21席、エコノミー314席)で、2018年3月28日までの火曜と金曜、日曜に運航する。
ハルビン行きTR154便はシンガポールを午前2時に出発し、午前8時50分に到着する。シンガポール行きTR155便はハルビンを午前10時15分に出発し、午後5時50分に到着する。
スクートは7月25日、シンガポール航空参加のLCCタイガーエア(当時)と合併。合併後の社名は「スクート・タイガーエア・プライベート・リミテッド」とし、現在はスクートブランドで運航している。
シンガポールで開催した発表会では、スクートのリー・リクシンCEO(最高経営責任者)が新しい制服やキャッチコピー、路線計画などを明らかにし、ハルビン線を含む長距離2路線と近距離3路線を2018年6月までに開設するとしている。
もう1つの長距離線は関西-ホノルル線で、年内に週4往復で運航開始を目指している。
また、11月3日からはシンガポール-札幌線の季節便を、直行便で運航。段階的に週2往復を運航する。
運航スケジュール
TR154 シンガポール(02:00)→ハルビン(08:50)運航日:火金日
TR155 ハルビン(10:15)→シンガポール(17:50)運航日:火金日
関連リンク
スクート
11月から札幌直行便を季節運航
・スクート、冬季限定で札幌直行便 787-9で週2往復増便、3時間短縮(17年9月1日)
7月にタイガーエアと合併
・スクート、関西-ホノルル年内就航へ 週4往復、初の米路線(17年7月25日)
・スクート、タイガーエアと合併 新制服導入(17年7月25日)